断捨離はただの片付け術じゃない

断捨離で人生が変わる

断捨離は、ただ単にモノを捨てることではありません。
無駄な買い物をやめ、不要なモノを捨て、執着を手放すという考え方を持つことです。
『断捨離をすれば人生が変わる』なんて、そんなに人生は簡単に変わってしまうものなのでしょうか。
実は、驚くほど変わってしまうのです。
周りが変わるわけではありません。
変わるのは、自分の意識です。

人は誰でも、何かを満たしたいと思っています。
物欲、愛情、お金、地位や名誉、賛美の声、様々な欲求を満たしたいのが人間です。
その欲求が満たされないことで感情がマイナスに動き、満たされることで余裕が生まれます。
しかしほとんどの人が満たされてばかりではありません。
満たされないが故に嫉妬が生まれ、もがき苦しみ、様々なことに執着をしてしまいます。

ところがこの執着を手放すことで、欲求を満たされないことに不満を抱くことがなくなり、今現在の状況を受け入れることが容易になるのです。
執着しないということは、『こうでなければいけない』ということにこだわらないということです。
『こうであってもいい』『こうでなくてもいい』どちらに転んでもOKな心境は、人を穏やかで強くします。

断捨離は、無駄なモノや不要なモノを捨てることを通して、物事への執着から離れることがコンセプトとなっています。
まずは初めてみてください。
これからの人生がきっと変わります。

断捨離の順番

断捨離を始めるなら、最初はできるだけ簡単で小さな場所から始めてください。
雑多なものが収納してある引き出しなどが良いでしょう。
必要なモノと不要なモノを明確に分けることができる簡単な場所から始めることで、モノを捨てるということに徐々に慣れていきましょう。
簡単な場所が終わったら、次に手を付けるのはクローゼットの中です。
洋服やバッグ、帽子などの小物を断捨離しましょう。
傷みのあるもの、サイズの合わないもの、流行遅れのもの、似合わないもの、肌触りや着心地の悪いものは処分しましょう。

次に本棚です。
本は基本的に、本棚に入り切れない本は持たないことです。
本棚に入る分だけ本を厳選し、入らない分は処分します。
基本的に小説は、余程気に入ったものでもなければ1度読んだら二度と読むことはないでしょう。
また、途中で読むのをやめてしまった相性の悪い本や、人に勧められて読んでいない本も、読むことはないでしょう。
そのような本は、取っておいても意味がありません。

そして次はキッチンです。
キッチンはモノを溜め込みやすい場所ですので、少し労力を使うでしょう。
キッチンを区切って、1ヶ所ずつ進めていくと良いですね。
使っていない調理器具や調理家電は、取っておいても使われることはないでしょう。
また、「何かに使うかもしれない」と思って取っておいている空き瓶や、「もしかしたら使うかも」と思って捨てられないテフロン加工の剥がれたフライパンなど、不要なモノは捨ててください。
キッチンは数日かけて断捨離できればOKです。

最後が思い出の品物です。
思い出の品物を捨てるということは、なかなか簡単ではありません。
しかし断捨離が進んで執着を手放すことができていれば、思い出の品物も良い形で断捨離をすることができるでしょう。

断捨離は順番を無視していきなりヘビーなところから始めると、後悔や罪悪感に苛まれることにもなり兼ねません。
場合によっては、捨てるという行為に不安を覚えるようになり、リバウンドしてしまう場合もあります。
簡単なところから始めることを守ってください。

収納を利用した断捨離

断捨離では、基本的に無駄なモノや不要なモノを処分します。
しかしバッグを集めている人や、読書家の本など、処分することに抵抗を感じるものがある方もいらっしゃるでしょう。
だからと言って、制限なく収集してはモノが溢れてしまいます。
そこで収納を目安として利用します。

例えばバッグの場合、バッグを収納する場所を決めて、そこに入る分だけを保管します。
1つ買ったら、利用頻度の低いバッグを1つ捨てます。
常に収納に収まる数だけ保有している分には片付けに困ることはありませんし、保有しているバッグの全てを把握しておくことが可能となります。
本も同様です。
本棚に入る分だけ保有します。
1冊買ったら、1冊分スペースを開けるために処分してください。

収納を利用することで、保有できる数を制限することができ、無駄にモノを増やすことを防ぐことができます。

整理整頓するだけではない片付け法

これまでの片付け法と言えば、収納術や整理術ばかりでした。
しかし断捨離は、整理整頓するだけではない片付け法なのです。
無駄なモノや不要なモノまで、厳選することなくあるもの全てを収納してしまう収納術や整理術では、モノが増える一方で持っているものを把握できない状況に陥る可能性が高くなります。
把握できないほどのものを抱えてしまうことで、すぐに散らかりやすく片付けにくい状況を迎えてしまうことも考えられます。

しかし断捨離では必要なモノだけを残し、不要なモノは全て処分してしまうという、一見非常に乱暴なやり方に見えますが、結果的にそれで持っているものを最小限にし、散らかることのない部屋を作ることができるのです。
無駄な買い物をやめ、不要なモノを持たず、非常にシンプルな生活を送ることで、執着を捨て身軽で自由な人生を手に入れることが叶います。
ただの整理整頓ではない断捨離を行うことで、二度と散らからない生活を送り、ストレスのない快適な暮らしが約束されます。

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