人間関係を断捨離して心の傷を癒してください

人間関係のストレス

金銭的な悩みや健康上の悩みなど人の悩みには様々なものがありますが、最も多いのが人間関係の悩みではないでしょうか。
学校では『お友達を大切にしましょう』と習い、家庭では『周りの人に感謝しなさい』と言われ続け、ほんとんどの人が人間関係にストレスを感じながらも『人間関係を大切にしなければいけない』と感じています。
特に“お世話になった人”や“古い知り合い”“親友”“家族”などは、大切にしなければいけないと感じているでしょう。

ご存知の通り、ストレスによる健康被害は想像を超えるものがあります。
人間関係を楽しむことができれば、人生は素晴らしいものになるでしょう。
しかし楽しいと感じる一方には、誤解や価値観の違いなどネガティブな要素が発生することもあります。
そのことが大きなストレスを感じたり、心が疲弊してしまう原因となっている場合もあるでしょう。

・プライバシーの侵害
・相手に依存される
・利用される
・誤解される
・心無いことを言われる

このようなことが積み重なることで、人間関係にストレスを感じていませんか。
どのような関係であれ、人間関係にストレスを感じることはあります。
お世話になった方でも親友や家族でも、人間関係がストレスになっていることをまずは自覚し認めることです。
決して自分を責める必要はありません。
それは誰にでも起こり得ることですし、悪いことではないのですから。

自分自身を大切にするということ

人間関係の断捨離と聞くと、それを批判的に捉える方がいます。
『人間関係をモノを捨てるように切り捨てるのか!』
そう言われると、とても悪いことのように感じてしまうかもしれませんね。
しかしそのようなことをいう人はよほど周りの人に恵まれているか、或いは偽善者という言い方もできるでしょう。
中には人間関係を断捨離するという発想に驚き、戸惑う方もいるかもしれません。

人間関係の断捨離は、言わば“自分自身を大切にする”ということに繋がります。
自分を大切にできない人は、他人を大切にすることはできないと言います。
逆に、大切に思える人間関係だけを残すことは、自分を大切にすることになるのです。

知り合いの数だけがどんどん増えてしまうSNSや、昇進したいためだけの職場の上司との関係、付き合いが長いというだけで続いている学生時代の友人、家族だからという縛りで断つことができない関係など、自分にとって不本意な関係はありませんか。
まずは自分自身の正直な気持ちと向き合うことです。
自分を殺さなければいけない付き合いや、我慢しなければ成り立たない関係は、ストレスになります。
その関係にどんな意味があるのでしょうか。
誰とでも繋がれる時代だからこそ、繋がる相手を選択する必要があるです。
人間関係の断捨離は、それ以降の人生を大きく変えることになります。

人間関係を断捨離する方法

多くの人間関係は受動的な部分を持っており、自分の意思ではどうすることもできない原理があります。
ですから人間関係を断捨離することはある意味で正当ですし、必要なことでもあるのです。
罪悪感を感じる必要はありません。

人間関係を断捨離するには、まず不快な人間関係を結ばないということが大切です。
人間関係はファーストインプレッション・第一印象から始まります。
人は第一印象で「この人、苦手だわ・・」や「好印象!」などを感じ、90%の関係性が第一印象で決まってしまいます。
ですから『苦手だ』『不快だ』などネガティブな印象を受けた場合は、それ以上の関わりを持たないことです。
「付き合ってみなければ分からない」などと考えて不要にストレスになる人間関係を増やすより、第一印象で線引きをすることでストレスとなる人間関係を引き寄せないことです。
職場の人や一定のコミュニティーで関わっていかなければいけない場合でも、必要以上に親しくならないことを心掛けましょう。
人間関係の断捨離は、流れに任せるのではなく心掛けや意識を持つことが重要です。

さらに、現在関わりのある人間関係の中で、ストレスを感じる関係を捨ててしまいましょう。
『関係を捨てる』と聞くと辛辣に感じるかもしれませんね。
しかし心に区切りを付けるためにも、『捨てる』という言葉を使うことが必要です。
関係を捨てたいと思っても「どうやって?」と悩む方が多いのではないでしょうか。
自分が決定的な拒否をしてしまうことは、誰でも怖いものです。
気を付けなければいけないことは、目的は『断捨離をする』ということですので、必要以上に相手を傷つけないことです。
「言ってやりたい!」「最後に全部言って終わりにする!」と考える方もいらっしゃるようですが、それはやめた方が良いでしょう。
相手のためではありません、『自分にために』です。
誰かを故意に傷つけるということは、企んでいるときはスカッとすることしか想像できないでしょう。
しかしこちらのアクションには、相手のリアクションがあります。
聞きたくないも言葉を言い返される可能性はありますし、もし言い返されなくても相手を傷つけてしまったことに自分も傷ついてしまいます。
それは人間関係を断捨離する上で、得策ではありません。
後悔の原因になるかもしれませんし、せっかく断捨離をしても忘れられない出来事になってしまうかもしれません。
人間関係を捨てる場合は必要に応じて核心に触れた話しをしなければいけませんが、相手に理解してもらう必要はないのです。
もう関わらないのですから、同意を得る必要も話し合う必要もありません。

親との関係

最近は“毒親”や“アダルトチルドレン”という言葉も浸透していますが、親との関係で悩む方は少なくありません。
そこには“暴力”“暴言”“ネグレクト”“支配”“依存”など、様々な原因があります。
傍からは気付かれないことも多いでしょう。
『親子だから』という理由だけで、生涯関わっていかなければいけないという呪縛にとらわれている方は多いでしょう。

しかし自分が生きていく上で親の存在が自分を苦しめていたり、過去の記憶が親を憎むことに繋がっているケースなど、親子関係が円滑だとは言えない場合は絶縁することも考えてみると良いでしょう。
親を捨てるという言い方をすれば罪悪感を感じるかもしれませんし、中には絶縁することが怖いと感じる方もいるでしょう。
親の愛情を求めてきた人にとって、絶縁は愛情を求めることを諦めることにも繋がります。
ですから絶縁せざるを得ない関係であるにも関わらず、そのことを悲しいと感じてしまう方もいるでしょう。
しかし覚えておいてください。
選択肢を持っているのは親ではなく、自分なのです。
もしも親の存在が自分を苦しめている場合は、『断捨離』するということも選択肢の一つに持っておくと良いでしょう。

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