断捨離で後悔したときの対処法

捨てられないモノを義務感で断捨離してしまった!

モノを捨てることが苦手な人にとって、断捨離は苦痛を伴う場合があるでしょう。
「部屋を片付けてシンプルに暮らしたい」「そのためにはモノを捨てなきゃ」と義務感で家中のモノを捨ててしまうと、ある種の罪悪感のようなものを感じる場合があります。
長年捨てられなかったものを処分すると、「スッキリした!」と感じることもありますが、「捨てなきゃ良かった」と後悔することもあるものです。

では、捨てたことへの罪悪感はあっても、捨てたことで困ったことはありますか?
「捨てて失敗した!」と思うことと、『捨てたことへの罪悪感』は全くの別物です。
もしも捨てたことで困り事が起きて「捨てて失敗した!」と思うのであれば、捨てたモノより良いものを新たに購入しましょう。
以前よりも良い物を持つことで、満足感を得ることができるでしょう。

『捨てたことへの罪悪感』が拭えない場合は、まだ執着を捨て切れていないということもあるでしょう。
そのような場合は、簡単なものからゆっくり断捨離をすると良いですね。
断捨離には「捨てなければいけない」という義務感は必要ありません。
むしろ『捨てる』ということにも執着をしないことです。
明確に不要なものを捨てることで、『捨てる』ということへのストレスを失くすことから始める必要がある方もいます。

人間関係の断捨離で後悔

断捨離の対象はモノだけではありません。
人生には、人間関係の断捨離も必要な場合があるでしょう。
大切な友達、自分にとって心地好い関係、有益な関係、大好きな友達など、全ての人間関係が良好であれば問題はないでしょう。
しかし中には、一緒にいるだけで気分が滅入る、イライラする、落ち込む、年賀状だけの関係など、好ましくない関係もあります。
そのような人間関係は、思い切って断捨離するという選択があります。

しかし、中には断捨離をしたことを後悔する関係性もあるでしょう。
例えば、学生時代は学校という限られた環境の中で、決められた期間を過ごさなければいけません。
その環境で上手くやっていくために、誰しも多少のことは目を瞑った経験はあるのではないでしょうか。
中には不本意な関わり方をしながら、我慢した経験がある方もいるでしょう。
大人になると仕事とプライベート、家庭と交友関係、習い事やボランティア活動など、いくつかの場所を持っている方が多くなります。
そうなると人間関係の選択をすることができるようにもなるでしょう。
「仕事だから」と割り切ったり、「習い事だけの関わりだから」と気持ちを楽に付き合えたり、付き合い方も変わってきます。
しかしどうしても合わない人や不快な関係など、関わりに悩む人間関係の場合、思い切って断捨離をした方が良い場合もあるでしょう。

ただし、人間関係の断捨離をしたことで、「趣味の習い事を辞めてしまった」「子どもの学校のママ友のランチ会に行けなくなった」「高校の友だちの結婚式に行きにくい」などということになる場合があります。
人間関係の断捨離を後悔したら、その時は勇気を出して戻ればいいのです。
そのためには、決定的な関係の断裂をしないことです。
人間関係の断捨離は自分の中ですれば良いことなので、相手に対して「あなたとは付き合わない」「もう関わりたくない」などと言う必要はありません。
相手が関わろうとしてきたときだけ、断れば良いのです。
また、誰かに宣言をする必要もありません。
『決定的なことにしない』というのは、そういうことです。
人間関係の断捨離は、その人個人と関わらないだけで十分です。
その人がいる環境も失うのでは、リスクが大きすぎます。
ただし、「選択肢は自分にだけあるわけではない」ということを自覚しなければいけません。
自分が断捨離される側になる可能性もありますし、一度断捨離した人間関係に「戻りたい」という選択が必ずしも叶うとは限らないということを覚えておきましょう。

後悔は心の中の問題

捨てたことを後悔したら、それは物理的に困っているのか、心の問題かを自問自答してください。
物理的にそのモノがないことに困っている場合は、代替品を購入すれば解決することができます。
しかし心の問題の場合は、代替品を購入する必要はないでしょう。
心の問題の場合、時間が経過することで徐々に後悔は薄れるでしょう。
断捨離は少し休んで、心を癒す時間を過ごして下さい。

後悔しない断捨離の方法

断捨離は、『無駄なものを買わない』『不要なものを持たない』『執着から離れる』という意味があり、物事への執着を捨てる“考え方”を指した言葉です。
しかし「断捨離はどんどんモノを捨てること」と思っている方も多く、その結果、「捨てなきゃ良かった」と後悔する方もいるようです。
大切なことは、そのモノが必要か不要かをきちんと判断することだと言えますね。
一つ一つ手に取って『必要か』『不要か』を考え、必要だとは言えなくても「捨てたくない」と思う場合はその理由も考えてみましょう。
そして捨てることに納得できない場合は、“不要なものボックス”を作ってそこに入れておきましょう。
2~3ヶ月間1度も“不要なものボックス”から取り出すことがなければ、捨てても大きな問題はないと判断しても良いのではないでしょうか。
「捨てたくない」という気持ちはまさに“執着”です。
執着心を持ったモノを捨てるのは、断捨離初心者には難しいことです。
ですから執着から離れるために、簡単なものから断捨離することをお勧めします。
きちんと執着を断つことができれば、後悔するような捨て方はしなくなるでしょう。

「不要だと思って捨てたけど、捨てたことを後悔している」という場合は、考え方を変えてみましょう。
捨てたのは“不要”だと思ったからです。
しかし実際にはそのモノは“必要”だったということですね。
それが分かっただけでも、十分大きな収穫ではないでしょうか。
モノは代わりのものを購入することが可能です。
今度は“不要”なものなどと思わずに、大切に保管しましょう。
中には代わりの利かない思い出の品や、廃盤になったCDや本などもあるでしょう。
そのような場合も「取り返しのつかないことをした!」などと執着をせず、心の中の記憶を大切にしてください。
捨ててしまったものは仕方がありません。
悔やむことより断捨離の効果を思い浮かべてみましょう。
後悔より効果の方が大きいと感じませんか。

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