友達関係を断捨離する勇気…そしてその方法

人間関係の断捨離

ストレスがない人はいません。
中でも人間関係のストレスを感じている人は、非常に多いのではないでしょうか。
ストレスの健康被害は言うまでもありませんが、社会問題の一つに挙げられます。
職場の人間関係、家族、友達と、ストレスを感じる関係は限定されるものではありません。

断捨離は無駄なモノを増やさず不要なモノを捨て、執着から離れるという考え方を持つことがコンセプトとなっています。
人間関係に置き換えると“無駄な人間関係を増やさず”“不要な人間関係を捨てる”ということになります。
言葉にすると辛辣ですが、人間関係に苦しむ方にとっては一つの救いとなる可能性があります。
「友達を大事にしなさい」「人に感謝しなさい」と言われて育ってきた私たちにとって、人間関係を断捨離するということには多かれ少なかれ罪悪感を伴うかもしれません。
しかし人間関係に大きなストレスを感じて続けていくことが困難な場合は、人間関係を断捨離することも一つの方法として考えてください。

古い付き合いの友達

学生時代からの友達など、古い付き合いの友達がいる方は多いのではないでしょうか。
中には、『付き合いは古いけど、あまり良い関係ではない』という方もいるでしょう。
学生時代の友達は、席が近かった・部活が同じだったなどの理由で仲良くなることが多いでしょう。
しかし付き合いが長い年月に及ぶと、徐々に楽しいだけの関係ではなくなることがあります。

学生時代は学校という限られた環境の中で、1日のほとんどを過ごします。
今はSNSなどで世界中の人と繋がることができますが、昔はそんなものはありませんので、学生にとって学校が人間関係の全てとなってしまうこともあったでしょう。
“学校”という限られた環境の中で生きていくためには、友達という存在が必要になります。
そのために、多少のことに目を瞑ったり我慢することもあったでしょう。
しかし大人になってお互いに別々の環境に身を置くようになり、それぞれの世界が広がることにより、それまで気にならなかったことが気に障るようになるのはよくあることです。
徐々に疎遠になって関係が切れてしまえば、久しぶりに会っても笑って話せるかもしれませんね。
しかし気に障ることがあっても傷付けられることがあっても、『古い友達だから』という理由で関係を断つことができなかった場合もあるでしょう。
不快な関係であるにも関わらず関係を続けてしまうということは、何かに執着をしているということです。
『付き合いが長い』ということに執着しているのか、或いは『傷付けられたことの仕返しをしたい』ということに執着しているのか、また別のことなのか。
いずれにしても、執着で関係を継続しても良いことはありません。

長い付き合いの友達との関係を断つことは、勇気がいるかもしれません。
不快な関係をこれからも続けていきますか?
それとも自分を優先して関係を断ちますか?
すぐに結論を出す必要はありません。
執着がなくなれば、あっさり断捨離をすることができるときが来るかもしれません。

フェイスブックやブログなど、SNSの人間関係

現代はネット社会です。
SNS中毒と呼ばれる人たちが、たくさんの『いいね』が欲しくてネット上で友達の輪を広げていき、結果的にネット上の人間関係に苦悩する方が増えています。

フェイスブックは、本名で登録することが決まりとなっています。
ですから幼馴染みや学生時代の同級生や、昔一緒に仕事をした人、元カレ元カノなど、昔の知り合いが見ることもありますね。
限定公開にすれば見てほしくない人をシャットアウトすることはできますが、それでは友達の輪を広げていくのは難しいですね。
今やSNSの人間関係は、多くの方にとって一つのストレスの原因となっています。

価値観はそれぞれです。
自分は何気なくUPした内容でも、それを批判的に捉える人もいるでしょう。
ブログやインスタグラムは匿名性が高いため、ダイレクトに批判する人もいますし、中には現実では絶対に言えないような酷い言葉を残す人もいるようです。
匿名性の高いツールは、自分の身分を隠して行うことができる気軽さがある分だけ、他者との繋がりにも注意する必要があります。

ただしSNSは、退会すればそこで関係を断つことができます。
長く続けていると、心理的に退会が簡単ではなくなることもあるようですが、SNSの煩わしい人間関係や攻撃的な人との関わりを断つためには、退会することが最も早く確実です。

友達関係を断捨離する方法

友だち関係を断捨離するのは、とても勇気が要ることでしょう。
大人になると学生時代に比べて友達が減ってしまうため、中には「その友達を断捨離すると友達がいなくなってしまう」という方もいるかもしれませんね。
しかし自分にとってストレスの原因となる友達を失ったところで、困ることなどほとんどないでしょう。

友達関係の断捨離を行うと、第一に無理をする必要がなくなります。
ストレスの原因となる人間関係は、少なからず自分に無理をしなければ継続することはできません。
ですから、その関係を断つことでスッキリと気持ちが軽くなるでしょう。

しかし友達関係を断捨離することで後悔するかもしれないという可能性に、不安を持っている方もいるのではないでしょうか。
ですから、どんなに相手が嫌な奴でも、友達をやめることを宣言したいと思っても、絶対に決定的な終わり方をしないことです。
縁があればまた繋がることもあるでしょう。
もしかしたら一時的に不協和音が鳴っているだけかもしれません。
お互いに失って始めて大切な存在だと気付くこともあるかもしれません。
ですから、こちらからの連絡を絶ち、相手からの誘いを断ったり、電話やメールに対する反応を徐々にやめていくことで、自然な形でフェイドアウトすると良いですね。
友達との関係にストレスを感じて断捨離をする場合、相手を傷つける必要はないのです。

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