片付けができない人の断捨離

断捨離をする理由を考える

片付けができない人のほとんどは、片付けられないことに不便を感じていないでしょう。
しかし家族に「片付けなさい」と言われることもあるでしょうし、友達を呼べなくて困ったこともあるのではないでしょうか。
片付けができない人が断捨離をする場合、明確な目的を持つことが重要です。

・彼氏や彼女を家に呼びたい
・生活しやすい部屋にしたい
・「片付けなさい」と言われた
・増えすぎたものを処分したい
・おしゃれな空間にしたい

などなど、断捨離が終わるまで明確な目的を持って行う必要があります。
片付けができない人にとって、断捨離は厚く高い壁ではないでしょうか。
最後までやり遂げなければ断捨離の良さを実感することはできませんが、目的意識を持たなければ達成は難しいでしょう。
実は片付けがでいない人ほど、断捨離の効果を感じることができます。

『ものを持たない = ものが散らからない = 片付ける必要がない』

断捨離は片付けができない人ほど効果的でしょう。

片付けができない人が断捨離を始める気持ち

これまで片付けができなかった人が何かをキッカケに断捨離を始める場合、それがどんなキッカケであったとしても気持ちが大きく変化したことが考えられます。
キッカケなど、どんなことでも良いのです。
気持ちの変化が生活を変え、生活を変えることで人生が変わります。
「そんなに大袈裟なことじゃない」と思うかもしれませんね。
しかしそれだけ生活空間は大切だということです。

断捨離は大きな転機になることもあります。
断捨離がキッカケで社交的になった人。
結婚を前向きに考えられるようになった人。
節約を考えるキッカケになった人。
煩わしかった人間関係をシンプルにした人。
憎しみから解放された人。
などなど。

これは断捨離のコンセプトである『ものを捨てることで執着を手放す』という考え方が影響していることです。
人は執着があることで思い悩んだり、苦しんだりします。
執着を手放すことができれば、人に対する憎しみや嫉妬からも解放されることができますし、コンプレックスも捨てることができるでしょう。
『人生が変わる』というのは、決して大袈裟なことではありません。

思い出の品物はどうする?

断捨離を進めるうちに、思い出の品物も出てくることがあるでしょう。
それが嫌な思い出なら、悩まずすぐに捨ててください。
見るだけで嫌な記憶が蘇るものなど、何の価値もありません。

では、良い思い出の品物はどうしたら良いのでしょうか。
写真など、データ化できるものはデータで保存すると良いですね。
手紙は読み返すことがなければ、捨ててしまいましょう。
また、年賀状は2~3年を目安に処分していくと良いですね。
もらったものや自分が作ったものなどは、感情を無視して使っているか使っていないかで判断することをオススメします。
思い出の品物は、ほとんどの場合ずっと仕舞いっ放しで見ることもないことが多いようです。
つまり、捨ててしまっても何の変化もないということです。
思い出は心の中にあれば十分です。
「ありがとう」という気持ちを大切に、断捨離を進めましょう。

どうしても捨てられないモノ

中には、「使っていないけど捨てられない」というものもあるでしょう。

例えば洋服の場合。
「今は着ていないけど捨てられない」というものは、鏡の前で着てみてください。
どうですか?
「どうして着ていなかったんだろう」というものは取っておくと良いですね。
「だから着ていなかったんだ」というものは、もう捨てることができますね。

食器の場合。
その食器を持ってみてください。
重くはありませんか。洗いにくくありませんか。収納しにくくありませんか。盛り付けるものは想像できますか。
使っていないのにはほとんどの場合で理由があります。
しかし稀に「忘れていた」ということもありますので、そのジャッジが必要です。

調理器具の場合。
その調理器具を使った料理をしますか。
使うたびに出し入れするのが面倒ではありませんか。
或いは、使いにくくありませんか。
料理をするときには、ほとんどの方がいくつかの決まった調理器具を使っていると言います。
つまり、それ以外はなくても不自由はしないということです。

捨てられない理由が『高かったから』『まだ使えるから』という理由の場合、それは取っておく理由にはなりません。
使っていないもの、使わないものは、取っておいても無駄になるだけですから捨ててください。
片付けができない人は捨てることが苦手な場合が多いため、躊躇する気持ちが強いかもしれませんね。
しかし使わないものを取っておいても、仕方がありません。
断捨離の目的を思い出しましょう。

ものは取っておくだけではその“もの”の価値を発揮することはできないのです。
まだ使えるものはリサイクルショップに売るなどして、使ってくれる人の手に渡った方がよほど活かされるでしょう。
本当の“もったいない”は、ものを無駄に保有することだということを覚えておきましょう。

本を断捨離したい…何を基準に捨てたらいいの?

欲しい書籍、買ったはいいけど・・

テレビやラジオで紹介された本、映画化された小説の原作本、本屋で目に付いた本など、欲しい書籍を購入するととても満足な気持ちになりますね。
書籍を購入するのは、もちろん“読むため”です。
しかし読まずに本が溜まっている場合、買ったことに満足している可能性がありますね。

本が好きな人にとって、読みたい本は無限に増えていきます。
欲しい本を手当たり次第買っても、読めないことは多いでしょう。
また、義理で読まなければいけない本を買っても、興味がなければ読まれないまま埃を被ってしまうでしょう。

本を購入するときには、「読む時間はあるのか」「本当に読むのか」をよく考えるようにしましょう。
断捨離をするのなら、無駄な買い物はするべきではありません。
どんなにほしい本でも、読むことがない本は“無駄”でしかありませんよ。

本を捨てるコツ

本ですから、基本的には1度読んだら捨てても良いのです。
何度も目を通す本の場合は取っておいても無駄ではありませんが、1度読んだ小説などは2度と読まれないことが多いようです。
読み終わった本は捨てましょう。

また、『ただ取っておいているだけの本』も、読まれることはないでしょう。
本は読まれるからこそ意味があるのです。
「いつか読む」と思い続けて1度も読んでいない本は、読まれることはないのです。
読まない本は“不要なもの”だと判断してください。

同様に、途中で読むのをやめてしまった本も、読まれることはないでしょう。
読むのを中断するのは、つまらない本だからですよね。
試しに1~2ページ読んでみてください。
途中で読むのをやめた理由が分かるでしょう。

お金を出して購入した本ですから、読んでいないのに捨てるのはもったいないと感じるでしょう。
しかしそのまま取っておいても、スペースの無駄遣いです。
『読み終わった本は捨てる』『読まない本は捨てる』この2点を守るだけで、本が溜まることはないでしょう。

断捨離中の人に勧めたい基準

本の断捨離をする場合、取っておく本と捨てる本の判断基準に悩むのではないでしょうか。
本は気が付いた時にはけっこう溜まっているものです。
数が多ければ、断捨離も大変ですね。
溜まった本を断捨離すれば、スッキリするでしょう。

まず、読み終わった本と読んでいない本に分けます。
次に、読み終わった本の中から、2回以上読んでいる本やこれからも開く予定のある本を取っておきます。
実用書などは何度も開くことがあるでしょう。

読み終わって以来、1度も開いていない本は捨てます。
小説などは1度読めば2度目はないでしょう。
本はどんどん新しいものが出版されています。
過去に読んだ本を読むよりも、新しい本を読みたいと思うものです。
読み終わった本は、捨ててしまっても問題ないでしょう。

次に、読んでいない本のタイトルを1冊ずつ確認して下さい。
その中で「今すぐ読みたい」と思ったものは、中を開いて冒頭を読んでみてください。
読み進めたくなりましたか?
読みたいものは取っておきましょう。
読みたいと思わなかったものは、捨てます。

面倒な本の断捨離ですが、実は難しいものではありません。
未読でも既読でもこれから読む本は取っておく、読まない本は捨てる、これだけのことです。
本を開いて読んでみれば、答えはすぐに分かります。

電子書籍を利用する

電子書籍を利用したことがあるでしょうか。
全ての本が電子書籍になっているわけではありませんが、欲しい本が電子書籍になっている場合は本を増やさないという効果を狙って利用すると良いですね。
本を捨てることが苦手な人には、非常に便利なアイテムですね。
電子書籍は捨てる必要がありません。
捨てなくても、本が溜まって部屋に溢れるということがありません。

どうしても捨てたくない愛読書がある方は、電子書籍で所有すると良いでしょう。
何度も繰り返し読みたい愛読書は、長年所有することで傷みや汚れが付いてしまいます。
しかし電子書籍は汚れることも傷むこともありません。

また、旅先や出張に本を持っていきたい場合やカフェで本を読みたい場合など、電子書籍はスマホやタブレットを持っていれば何冊でも本を持ち歩くことができるのです。
紙やページをめくる感触が好きな方にとっては電子書籍は味気ないかもしれませんが、本の内容を読みたいだけの方や活字を読みたい人であれば、電子書籍で十分満足できるでしょう。
断捨離を徹底するのなら、電子書籍という選択も取り入れてみませんか。

本を捨てる方法

本の捨て方は、各自治体によって異なります。
各自治体の『ゴミの捨て方』を確認して、従うようにしてください。
また、古紙回収業者に依頼をすれば、本の回収をしてもらうことができるでしょう。
最近はスーパーや大型ショッピングセンターなどで、ポイント制で古紙を回収しているところも増えています。
いくつかの方法がありますが、住んでいる地域によって異なりますので、インターネットで調べるなどして確認すると良いですね。

結婚前に断捨離をする効果

引っ越し前に断捨離

結婚するまで実家に住んでいた人は、子どもの頃からのものが溜まっている場合もあるでしょう。
結婚をして実家から出る際に、全てを持って引っ越しをするには無理があります。
新生活に入る前に、断捨離をしてスッキリしましょう。

また、一人暮らしをしていた人も、不要なものを溜め込んでいる可能性は大いにあります。
新生活でも使うもの、不要なものを判断し、引っ越し前に断捨離をする必要があります。

よく、「新居に引っ越ししてから、要らないものは捨てるから」という方がいますが、引っ越し前に処分をしてください。
新居に移れば、その時にまた処分しなければいけないものが必ずあります。
不要なものまで持って行く必要はありませんし、引っ越しをすれば今度は「とりあえず一回全部収納しちゃうね!」となる可能性もあります。
そうなると、もう不要なものを捨てるチャンスは当分なくなってしまいます。
断捨離は、引っ越し前に行いましょう。

実家暮らしの場合、一人暮らしの場合

結婚するまで実家暮らしの方は、子どもの頃のものが残っている場合があります。
自分には不要でも、捨てる前に親御さんに確認をした方が良いでしょう。
子どもの思い出の品物は、親にとっても思い出の品物です。
勝手にどんどん処分するのではなく、取っておいた方が良いかを確認した方が良いですね。
また、捨てられない洋服や本を実家に置いておきたい場合は、親御さんに許可をもらうようにしましょう。
親子ではありますが、結婚をすれば別の世帯の人間になるわけですし、実家を出て結婚をして新生活に入るように、子どもが巣立った親御さんにも新生活が始まります。
空いた部屋の使い方やクローゼットの使い道など、親御さんも計画を立てている可能性もあるのです。
一言、親御さんの了承を確認するようにしましょう。

結婚するまで一人暮らしをしていた方は、生活をするための家財道具が揃っているでしょう。
新生活でも使うもの、処分して新しく購入するものを結婚相手の方とよく話し合って、使わないものは処分しましょう。
リサイクルショップで買い取りしてもらうことができるものもあるでしょうし、捨てるものもあるでしょう。
家電の処分は家電リサイクル法により、ゴミとして捨てることができないものもあるので注意が必要です。
対象となる廃棄物は、下記の家電4品目と呼ばれるものです。製造メーカーによって回収料金が異なるので、確認しておきましょう。

[対象家電用品]

・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫
・冷凍庫
・洗濯機
・衣類乾燥機

基本的には購入したお店か、買い替えをするお店で引き取ってもらうことができますが、購入店が他県の場合などは地域の自治体に相談してください。
処分は有料となりますので、確認して下さい。

結婚前の写真を断捨離する

小さい頃の写真や家族写真や学校行事の写真など、気が付くと写真は膨大な数になっていることがあります。
最近はデータで保存することができますので、保管場所を取ることなくたくさんの写真を取っておくことが可能となりました。
しかしプリントした写真はそうもいきません。
アルバムに入れたり袋や箱に保管するなど、数が多くなれば場所も取るようになります。
昔は写真を現像してアルバムに入れておくのが一般的な保管方法だったので、何冊ものアルバムがある方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は結婚を機に親御さんと写真を分けたり、同じような写真を処分したりして、結婚後の新生活に持って行く写真を1~2冊のアルバムにまとめるようにしましょう。
どうしても写真を捨てずに取っておきたい場合は、写真をデータ化して保存すると良いでしょう。

また、元カノや元カレの写真は結婚前に処分するか、取っておきたい場合はデータで保存するようにしましょう。
携帯電話に保存したり共同で使うパソコンに保存するのは、相手の気持ちを考慮する必要がありますね。
「過去のことだから大丈夫!」と言えるのは、実際に見ていないからかもしれません。
波風を立たせることが本意でないのなら、元カノや元カレの写真は全て処分するか、絶対に見られない方法で保存することです。

結婚前の断捨離の効果

結婚前にしっかりと断捨離をすることで、効果として、新生活にスムーズに入ることが期待できます。
不要なモノまで持って新居に引っ越しをして、初めから使いもしないものを抱えていては、良い運気が舞い込むことは期待できません。
モノが多いことで片付けがしにくく、家事をスムーズに行うことはできないでしょう。
無駄なモノを抱えて、無駄に疲れ、無駄なケンカの原因にもなり兼ねません。

もしもまだ新婚なのにケンカが絶えないという方は、今からでも断捨離をしてください。
断捨離をして不要なものを捨て、無駄な買い物をやめることで、シンプルな生活を送ることが可能となります。
同時に、片付けに労力を使ったり、ゴチャゴチャとモノが溢れていることにイライラすることもなくなりますので、夫婦間の関係に変化が見られます。
断捨離のコンセプトは“執着を捨てること”ですが、捨てられなかったモノを捨てることで徐々に執着から離れることができます。
執着から離れることができれば、夫婦関係は必ず良い方向に向かいます。
いま夫婦関係が良いという方はもっと良く、ケンカが多いという方も関係が良好になるでしょう。
ですから結婚前に断捨離をすることができれば、夫婦として素晴らしい形でスタートを切ることができるのです。

後悔しない断捨離

断捨離の失敗

断捨離で最も多い失敗は、『大切なものまで捨ててしまった』ということです。
家の中のものを処分し続けていると、気持ちに勢いがついてついどんどん捨ててしまうことがあります。
インターネットや本などで断捨離後の何も置いていない部屋の画像を見ると、ついそこを目指してしまいがちです。
しかし断捨離は、そのご家庭や個人によって違いがあるのが当たり前で、決して正解などはありません。
結果的に、「なんで捨てちゃったんだろう」と後悔することになります。
捨ててしまったものは戻ってきませんので、新しく購入するか、ない生活をするかの選択になりますね。
もしも新しく購入する場合は収納する場所を決めて、そのスペースに合う大きさの商品を探すようにすると良いですね。
断捨離は、物事への執着を捨てる“考え方”を指しています。
断捨離の失敗に執着しないのもまた、断捨離です。
一度捨てて失敗したと思ったら、もう一度買えば良いのです。
売っているものは購入することができますので、執着を捨てれば大きな失敗だとが思わなくなるでしょう。

では、失敗しないためにはどうしたら良いのでしょうか。
・衝動的に捨てない
・簡単なものから断捨離する
・義務感で断捨離しない
・捨てる前にもう一度確認する
・無理に捨てない
・捨てられない理由を考えて納得した上で捨てる
・執着心を無くしてから捨てる

断捨離には冷静な目と心が必要です。
「断捨離するぞ!」と意気込むと、つい勢いで捨ててしまうこともあるでしょう。
後悔しないためにも、少し時間を置いて冷静な目で判断することが大切です。

捨てられないものを無理矢理捨てた後悔

断捨離は、一種の流行りから一つのライフスタイルとして定着しました。
『断捨離=いいこと』『ものを持たない暮らしは素晴らしい』
断捨離をする際に、この言葉を鵜呑みにすると非常に危険です。

断捨離は物事への執着を捨てる“考え方”を意味しています。
まずは簡単なものから処分を初めて、不要なものを処分するという過程で執着を捨てていきます。
断捨離の過程を間違えると、「やらなきゃ良かった」と後悔することにもなり兼ねません。

断捨離の大切なところは、簡単なものから始めるということです。
例えば洋服のような、買い替えが効くような、いくらでも代わりがあるようなものから始めると、要領が分かって上手く断捨離できるようになるものなのです。
それをいきなり重要なところから始めると、断捨離は怖いものになってしまうでしょう。
例えば思い出の品や写真など捨てるには躊躇してしまうものを断捨離のスタートに持って来ると、断捨離するぞ!という意気込みと勢いで捨ててしまうこともあるかもしれません。
物を捨てることに慣れていない人にとっては、判断基準が難しくなることもあるでしょう。

義務感で「捨てなきゃ」と思うやり方は、全くの逆効果になってしまいます。
執着を捨てるどころか、ますます執着心を強くしてしまう恐れがあります。
『物を持たない』ということが最終的な目的ではなく、執着を捨ててシンプルで身軽な人生を歩むことこそが目的です。
無理な断捨離はやめましょう。
捨てられない理由がある場合は、その気持ちを納得させてからでも十分間に合います。
後悔しない断捨離には、納得することが必要ですね。

洋服から始めると後悔しない?

断捨離を始めるに当たって、洋服は良い練習になります。
大切なものを断捨離する前に、自分の判断基準を明確にするためにも、断捨離に慣れることが必要です。
洋服はクローゼットに溢れていることが多く、不要なものも多いため、断捨離のスタートには最適なのです。
もしも洋服を捨てて後悔したとしても、代わりはいくらでもあります。
必要があればまた購入すれば良いですし、新しいもののほうが“今風”であることは間違いありません。
確かに出費することにはなりますが、後悔が長く続くことはないでしょう。
洋服の断捨離で多少失敗することがあったとしても、人生を左右するような重要な事態になることはありません。
さらに、洋服の断捨離は効果を感じやすいため、断捨離の良さを知るキッカケにもなるでしょう。

効果と後悔、どっちが大きい?

断捨離をして後悔をしても、その後悔はそんなに大きなものでしょうか。
例えば、うっかり思い出の品を捨ててしまった場合でも、心の中にその思い出はしっかり残っていませんか。
物がなければ思い出せないことなど、大した思いで出はありません。
物を捨てたことで感じる後悔は、ほんの一瞬のものではないでしょうか。
断捨離で得られた効果はに比べたら、ほんの僅かなものでしょう。
断捨離は『物事への執着を捨てる』という考え方です。
執着を捨てることで得られる効果は、人生を大きく変えることが期待できます。

そう考えると、一瞬の後悔を恐れずに多少大胆に断捨離をすることは、決して間違いではないということです。
「やって良かった!」と思える大きな効果は、後悔を払拭する前向きな気持ちを作ってくれるでしょう。

断捨離した洋服の中で捨てるもの

自分が持っている洋服を把握していますか

洋服は、「気付いたときにはクローゼットいっぱいになっていた」という方は多いようです。
200~300着は持っている方が多く、「そんなに持っていない」と思っている人でも、数えてみると思っている以上の数を所有しているものです。
そうです、問題は『自分が持っている洋服を把握していない』ということ。
200着も300着も持っていても、全部を着こなしている方はいないでしょう。
忘れてクローセットの奥にしまわれた洋服や、いいと思って買ったのに合わせられなかった洋服、高価だったのに着る機会がない罪悪感の原因になっている洋服など、クローゼットの中には様々な事情が詰まっているのではないでしょうか。
洋服はワンシーズンでアイテムごとに5着ずつあれば着回せます。
アイテムごとに5着ずつなら、自分が持っている洋服を全て把握できますね。
持っている洋服を把握することで、欲しいと思った洋服が自分の手持ちの洋服に合わせられるかがすぐに判断することができますね。
また、断捨離後は1枚買ったら1枚処分して枚数を一定に保つようにしますが、欲しい洋服を見付けたときに「処分できる洋服はあるかな?」と思い出すことも容易です。
断捨離は、無駄なものや不要なものを持たず、物事への執着を捨てる“考え方”を指します。
シンプルで身軽な生活をスムーズに送るためにも、クローゼットの中を把握できる数に減らしましょう。

処分の基準

クローゼットの中の洋服を全て出してみると、「なんでこんな洋服取っておいたんだろう」と思うものや迷わず「処分!」と即決できるものもあるでしょう。
しかし中には、処分するか取っておくか悩むものもあります。
処分できずに取っておいたものには、それなりの理由があることが多いでしょう。
「また着るかもしれないから」
「高かったから」
「気に入って買ったから」

どんな理由があるにせよ、着ていないものは洋服としての価値をその時点で失っています。
取っておいても着ない洋服は、不要なものとして処分してください。

・サイズが合わない
・持っている洋服で合わせらない
・着心地や肌触りが悪い
・1年以上着ていない

基準はこの4点です。
しかしその中でも、まだ着られるものはありますよね。
自分は着なくても、まだまだ洋服として活躍できそうなものはリサイクルをすると良いでしょう。
リサイクルもできないものは、捨てることになります。
では、断捨離した洋服を『リサイクルするもの』と『捨てるもの』に分けましょう。

断捨離したお出掛け着の処分

お出掛け着の中には、何回も着る機会がなくまだまだ着られそうなものもあるでしょう。
ブランド品や高価なものや新品同様のものは、捨てられずに取っておく方が多いようです。
しかしそのまま取っておいても、着る機会がなければタンスの肥やしになってしまいます。
子どもの入学式に着たスーツ、友人の結婚式に着たワンピースなどがそうですね。

ブランド品や新品同様のものでも、流行が終わったデザインのものは買取業者でも買い取ってもらえない場合があります。
また、汚れや傷みがあるものもNGですね。
そのような洋服は、思い切って捨てましょう。

上手な活用方法として、流行っているうちに買取業者に持ち込むことをお勧めします。
流行りのものは高く売れます。
取っておいても着る予定がない場合は、早めに処分することで捨てずに高額買取してもらうことができますよ。

断捨離した部屋着の処分

部屋着は、家の中だけで着るものです。
リラックスした時間を過ごすスタイルですので、それぞれ好みはあるでしょう。
しかし「部屋着だから」ということを言い訳に、部屋着が“どうでもいい”存在になってはいけません。

第一に、外に着て行けなくなった普段着を格下げで部屋着にするのはやめましょう。
アイテムはしっかり分けるべきです。
普段着は普段着として購入し、1着買ったら1着処分します。
部屋着は部屋着として購入し、やはり1着買ったら1着処分してください。
それぞれ別々のものですので、目的に合ったアイテムを揃えることが大切です。

また、「誰かに見せるわけじゃない」という油断した気持ちで、ヨレヨレの部屋着を着るのはやめましょう。
誰かに見せるわけじゃない部屋着であっても、状態の良い気に入ったものを着ることで、リラックスできる余暇を気持ち良く過ごすことができます。
着るもの一つで、家で過ごす時間が楽しみになるでしょう。

部屋着のリサイクルは難しいので、着なくなったものは思い切って捨てましょう。
「また着るかもしれないから」と思っていても、新しいものを購入すれば古いものを着ることはありません。
部屋着は3~5着あれば十分です。

すっきりしたクローゼット

断捨離をしたクローゼットは押し込まれた洋服がないため、収納しやすく取り出しやすい状態になります。
動かすことができないほどキチキチに掛けられたハンガーの中には、埋もれる洋服も多かったでしょう。
引き出しの中にギュウギュウに詰め込まれた洋服は、シワになっていることもあったのではないでしょうか。
ちょっとしたことですが、意外とストレスになるものです。
クローゼットの中を断捨離すると収納も取り出しもスムーズになり、洋服を探すこともなくなりますよ。

断捨離をしたら収納は7・5・1の法則で

収納のコツ7・5・1

断捨離のコンセプトは“物事への執着を捨てる”ということにありますが、まずは不要なものを処分し必要なものだけを取っておくことから始まります。
そして取っておいた必要なものはスッキリと収納し、見た目に美しく生活しやすい空間を作ります。
その収納のコツが『7・5・1』なのです。
これは、“見えない収納=7割”“見える収納=5割”“見せる収納=1割”という対比になるようにするという意味です。

・見えない収納=7割

見えない収納とは、クローゼットや押入れなどです。
ここには7割ものを収納して、残りの3割は空間として残すと、美しく使い勝手が良い収納となります。
あまりに無駄なく収納しようと考えるとキチキチにものを詰め込み、ものの出し入れがしにくくなってしまいます。
また、空間があることで収納しているものを見渡すことができますし、見た目にも美しい収納となります。
収納の美しくないものは、そこを開けることが憂鬱になってしまいますので、美しく収納することは大切ですね。

・見える収納=5割

見える収納とは、ガラスの扉や半透明な扉などの棚や、本棚などのことです。
ここには5割のものを収納して、残り5割は空間として取っておきます。
空間が半分空くことで、見た目にもスッキリしますし、取り出しやすい収納となります。
見える収納の利点は、常に中身を把握することができるということです。
また、見えることでおしゃれな演出をすることができますね。

・見せる収納=1割

見せる収納とは、部屋の空間のことを指しています。
空間のうち1割だけ、ものを置くスペースを作りましょう。
見せる収納ですから、センス良く飾ることができるものが良いですね。
何も置かないという方もいるようですが、全く何もない空間は寒々としてしまいます。
お好みですが、1割程度はものを置いたほうが良い、ということですね。

断捨離をしたら、収納は7・5・1の法則に則って行いましょう。
スッキリと美しく、使い勝手の良い収納となるでしょう。

やましたひでこさん提唱の7・5・1

見えない収納には7割ものを収納し、3割を空間。
見える収納には5割ものを収納し、5割を空間。
見せる収納には1割ものを収納し、9割は空間。

これは『断捨離』の著者である〈やましたひでこさん〉が提唱したものです。
やましたひでこさんによると収納には7・5・1の適切な収納の比率があり、これを『総量規制の法則』と呼んでいます。

見えない収納は引き出しや扉の付いた棚など、外からは見えない収納スペースです。
大体の方が見えない収納には150~200%ものを詰め込みます。
ですから7割というのはあまりにもものが少なく、心許ないと感じるかもしれません。
しかし残りの3割の空間は、ものを出し入れするときの手の通り道であり、食器同士がぶつからないためでもあります。
しまいやすく出しやすい収納は使い勝手が良く、出し入れすることが楽しいとさえ感じられるでしょう。

見える収納はガラスの扉や半透明な扉の棚や本棚など、外から見える収納スペースです。
見える収納は、使い勝手だけでなく美しさも兼ね備える必要があります。
どんなに部屋がスッキリしていても、見えている収納がギュウギュウ詰めでは断捨離の効果は半減してしまいますね。
半分は空間にすることで、見た目にも美しい収納となる、というわけです。

そして見せる収納は、カウンターやテーブルの上、出窓など、空間の中の飾る場所だと捉えてください。
写真やお花、カレンダーや絵画など、空間に合ったものを飾ると良いですね。
例えば、メガネ置きを棚の上に置き、メガネの収納を敢えて見せてインテリアの一部にすることもできます。
見せる収納はセンスが問われる部分でもありますので、本や雑誌やインターネットを参考にするのも良いでしょう。

断捨離はただの片付け術ではない

『7・5・1の法則』は、『断捨離』の著者〈やましたひでこさん〉が提唱した片付け術です。
一般的な片付け術であれば、『7・5・1の法則』は有り得ないことでしょう。
通常の片付け術では、如何にたくさんのものをどうやって収納するかがテーマになっていることが多くなっています。

・食器棚の収納量をどうやって増やすか。
・本棚を効率よく使うには。
・クローゼットの中の洋服をスペースを無駄なく使ってより多く収納するには。
・玄関の靴を家族全員分すっきり下駄箱に片付けるには。

一般的には上記のようなものが多いでしょう。
しかし断捨離では、ものを捨てて減らすことで収納スペースに余裕を持ち、無理のないストレスを軽減した収納となっています。
“収納できればいい”ということではなく、より快適でシンプルな生活を目指しているのです。

空間を作る収納

『7・5・1の法則』に則って収納をすることで、隙間がなかったクローゼットやキチキチに詰め込まれた食器棚などに空間が生まれます。
空間があることで出し入れがラクになるだけでなく、空間がある分だけ気持ちにもゆとりが生まれます。
視界に入る収納スペースに空間があるということは、心を穏やかにします。
ものを探すということもなくなりますし、紛失するということもなくなる効果が期待できます。
「収納スペースがもったいない」と思うかもしれませんが、断捨離で『もったいない』という気持ちは不要です。
執着から離れ、収納スペースを贅沢に使いましょう。

人間関係を断捨離して心の傷を癒してください

人間関係のストレス

金銭的な悩みや健康上の悩みなど人の悩みには様々なものがありますが、最も多いのが人間関係の悩みではないでしょうか。
学校では『お友達を大切にしましょう』と習い、家庭では『周りの人に感謝しなさい』と言われ続け、ほんとんどの人が人間関係にストレスを感じながらも『人間関係を大切にしなければいけない』と感じています。
特に“お世話になった人”や“古い知り合い”“親友”“家族”などは、大切にしなければいけないと感じているでしょう。

ご存知の通り、ストレスによる健康被害は想像を超えるものがあります。
人間関係を楽しむことができれば、人生は素晴らしいものになるでしょう。
しかし楽しいと感じる一方には、誤解や価値観の違いなどネガティブな要素が発生することもあります。
そのことが大きなストレスを感じたり、心が疲弊してしまう原因となっている場合もあるでしょう。

・プライバシーの侵害
・相手に依存される
・利用される
・誤解される
・心無いことを言われる

このようなことが積み重なることで、人間関係にストレスを感じていませんか。
どのような関係であれ、人間関係にストレスを感じることはあります。
お世話になった方でも親友や家族でも、人間関係がストレスになっていることをまずは自覚し認めることです。
決して自分を責める必要はありません。
それは誰にでも起こり得ることですし、悪いことではないのですから。

自分自身を大切にするということ

人間関係の断捨離と聞くと、それを批判的に捉える方がいます。
『人間関係をモノを捨てるように切り捨てるのか!』
そう言われると、とても悪いことのように感じてしまうかもしれませんね。
しかしそのようなことをいう人はよほど周りの人に恵まれているか、或いは偽善者という言い方もできるでしょう。
中には人間関係を断捨離するという発想に驚き、戸惑う方もいるかもしれません。

人間関係の断捨離は、言わば“自分自身を大切にする”ということに繋がります。
自分を大切にできない人は、他人を大切にすることはできないと言います。
逆に、大切に思える人間関係だけを残すことは、自分を大切にすることになるのです。

知り合いの数だけがどんどん増えてしまうSNSや、昇進したいためだけの職場の上司との関係、付き合いが長いというだけで続いている学生時代の友人、家族だからという縛りで断つことができない関係など、自分にとって不本意な関係はありませんか。
まずは自分自身の正直な気持ちと向き合うことです。
自分を殺さなければいけない付き合いや、我慢しなければ成り立たない関係は、ストレスになります。
その関係にどんな意味があるのでしょうか。
誰とでも繋がれる時代だからこそ、繋がる相手を選択する必要があるです。
人間関係の断捨離は、それ以降の人生を大きく変えることになります。

人間関係を断捨離する方法

多くの人間関係は受動的な部分を持っており、自分の意思ではどうすることもできない原理があります。
ですから人間関係を断捨離することはある意味で正当ですし、必要なことでもあるのです。
罪悪感を感じる必要はありません。

人間関係を断捨離するには、まず不快な人間関係を結ばないということが大切です。
人間関係はファーストインプレッション・第一印象から始まります。
人は第一印象で「この人、苦手だわ・・」や「好印象!」などを感じ、90%の関係性が第一印象で決まってしまいます。
ですから『苦手だ』『不快だ』などネガティブな印象を受けた場合は、それ以上の関わりを持たないことです。
「付き合ってみなければ分からない」などと考えて不要にストレスになる人間関係を増やすより、第一印象で線引きをすることでストレスとなる人間関係を引き寄せないことです。
職場の人や一定のコミュニティーで関わっていかなければいけない場合でも、必要以上に親しくならないことを心掛けましょう。
人間関係の断捨離は、流れに任せるのではなく心掛けや意識を持つことが重要です。

さらに、現在関わりのある人間関係の中で、ストレスを感じる関係を捨ててしまいましょう。
『関係を捨てる』と聞くと辛辣に感じるかもしれませんね。
しかし心に区切りを付けるためにも、『捨てる』という言葉を使うことが必要です。
関係を捨てたいと思っても「どうやって?」と悩む方が多いのではないでしょうか。
自分が決定的な拒否をしてしまうことは、誰でも怖いものです。
気を付けなければいけないことは、目的は『断捨離をする』ということですので、必要以上に相手を傷つけないことです。
「言ってやりたい!」「最後に全部言って終わりにする!」と考える方もいらっしゃるようですが、それはやめた方が良いでしょう。
相手のためではありません、『自分にために』です。
誰かを故意に傷つけるということは、企んでいるときはスカッとすることしか想像できないでしょう。
しかしこちらのアクションには、相手のリアクションがあります。
聞きたくないも言葉を言い返される可能性はありますし、もし言い返されなくても相手を傷つけてしまったことに自分も傷ついてしまいます。
それは人間関係を断捨離する上で、得策ではありません。
後悔の原因になるかもしれませんし、せっかく断捨離をしても忘れられない出来事になってしまうかもしれません。
人間関係を捨てる場合は必要に応じて核心に触れた話しをしなければいけませんが、相手に理解してもらう必要はないのです。
もう関わらないのですから、同意を得る必要も話し合う必要もありません。

親との関係

最近は“毒親”や“アダルトチルドレン”という言葉も浸透していますが、親との関係で悩む方は少なくありません。
そこには“暴力”“暴言”“ネグレクト”“支配”“依存”など、様々な原因があります。
傍からは気付かれないことも多いでしょう。
『親子だから』という理由だけで、生涯関わっていかなければいけないという呪縛にとらわれている方は多いでしょう。

しかし自分が生きていく上で親の存在が自分を苦しめていたり、過去の記憶が親を憎むことに繋がっているケースなど、親子関係が円滑だとは言えない場合は絶縁することも考えてみると良いでしょう。
親を捨てるという言い方をすれば罪悪感を感じるかもしれませんし、中には絶縁することが怖いと感じる方もいるでしょう。
親の愛情を求めてきた人にとって、絶縁は愛情を求めることを諦めることにも繋がります。
ですから絶縁せざるを得ない関係であるにも関わらず、そのことを悲しいと感じてしまう方もいるでしょう。
しかし覚えておいてください。
選択肢を持っているのは親ではなく、自分なのです。
もしも親の存在が自分を苦しめている場合は、『断捨離』するということも選択肢の一つに持っておくと良いでしょう。

洋服を断捨離するポイント

断捨離の基準

洋服を断捨離する際、傷みや汚れがあるものは躊躇なく捨てることができるでしょう。
しかし高かったものや気に入っていたものは、処分するには抵抗があります。
だからと言って、「高かった」「気に入っていた」という理由で1年以上も着ていない洋服を取っておくのでは、断捨離にはなりません。
断捨離は、物事への“執着”を捨てることです。
「高かった」「気に入っていた」ということに執着するのをやめ、シンプルに『いま着るのか着ないのか』を考えなければいけません。
とは言え、判断に困る洋服があるのは普通のことです。
そこで、処分を決める基準について考えてみましょう。

・サイズが合わない

小さい、大きい、などサイズが合わない場合は、取っておいても着ることを避けるようになります。

・体型に合わない

気に入ったデザインでも体型に合わない洋服は着にくさを感じたり、着るとシワが寄るなど、着ると憂鬱になるので着ることはないでしょう。

・肌触り

繊維がチクチクと肌に障るのは、不快で着ることはありません。

・ヨレヨレ

気に入ってよく着た洋服ほど、ヘビロテしてヨレヨレになってしまいます。
キレイにメイクをしてその洋服を着て、写真を撮ってみるとヨレヨレさ加減が客観的に分かるでしょう。
着心地の良い洋服なら、部屋着にするのも良いですね。

・コーディネイトできない

単品で可愛い洋服でも、どんなものと合わせたらいいのか分からないものは、着ることがないでしょう。

・似合わない

顔色がくすんで見えたり、年齢相応でないなど、似合わない洋服は着ることはありません。

判断に悩んだ場合は、鏡の前でその洋服を着てみてください。
「だから着なかったのか・・・」と思うのか、「なんで着なかったんだろう」と思うのか、結果はすぐに出るでしょう。

普段着の断捨離

普段着は、フォーマルやスーツなどと違って、着心地の良さを重視する必要がありますね。
しかし普段着だからと言って、ヨレヨレのものを取っておくのはどうでしょう。
普段着の断捨離では、オフの1マイル程度のお出掛けにも着用できるか?を基準にすると良いでしょう。
半径1マイル=約1.6kmくらいのコンビニやスーパーに行ける程度の洋服を普段着としてください。

着心地を重視するあまり、普段着としてヨレヨレのシャツやパンツを取っておくのは少し違います。
しかしヨレヨレさ加減は、着慣れた本人では分からない場合も多いでしょう。
衿周りが伸びきっていませんか。
裾が広がっていませんか。
穴や汚れやほつれはありませんか。
色褪せていませんか。
膝が出ていませんか。
着ていてだらしないという印象を受けるようでは、既に普段着としての役目を終えています。
ただし、普段着として使えなくなったものを部屋着として活用するのはやめましょう。
部屋着は初めから部屋着として購入することで、断捨離を継続しやすくなります。
普段着を部屋着に移行することは、いつまでも取っておく“執着”に繋がってしまいます。

部屋着の断捨離

部屋着の断捨離は、最も処分のポイントが難しいでしょう。
部屋着ですから他人に見せることがなく、場合によっては穴が開いていてもヨレていても大きな問題はありません。
しかしそれこそが大きな落とし穴なのです。
いくら部屋着だからと言って、傷みの酷いものは処分することをお勧めします。
『1着購入したら1着捨てる』というのは、断捨離後の洋服全般に当てはまることです。
部屋着は上下3着ずつあれば十分ですので、常に3着を維持するように購入と処分のバランスが重要ですね。
部屋着を残すポイントは、単純に着やすくリラックスできるものから3着ずつ選べば良いのですが、なかなか決められないこともあるでしょう。
そのような場合は、着用して写真を撮ることをお勧めします。
客観的な視点で見ることが重要です。

断捨離で生活が変わる

断捨離が進むにつれて、家の中はすっきりシンプルになっていきます。
普段着や部屋着の断捨離に悩んだ場合は、一旦放置して、大まかに家全体の断捨離が進んだところで再度洋服の断捨離を試みると良いでしょう。
すっきりシンプルになった家の中で、どんな風に過ごしたいか。
断捨離後には普段着や部屋着に、どんなものを着るかも重要になってきます。
軽やかな気持ちで過ごすためには、『誰かに見せるものでもないから』と言って傷みや色褪せがある部屋着は相応しくありません。
断捨離は、シンプルに心地よく過ごすために“執着”を捨てる『考え方』です。
良い物を持とうとする必要もありませんが、傷みや色褪せがあるものは当たり前のように新しいものと交換することを心掛けましょう。

断捨離は執着を手放すことで不要なものや無駄なものを捨て、生活を変えて、人生までも変えるものです。
執着を手放すことは簡単ではありませんが、不要なものや無駄なものを処分することから始められます。
断捨離は決して物を捨てることではなく執着を手放す考え方です。
シンプルに軽やかな人生を生きるためにも、思い切って断捨離をしてみませんか。

断捨離で作るおしゃれでシンプルな部屋

最小限のインテリア

断捨離をすると物がなくなりますので、収納家具が不要となります。
それまで飾っていた置物や写真立て、洋服や食器、本なども処分すれば、不要となる家具はけっこうあります。
また、ストックしていた調味料や生活用品なども、ストックをやめてその都度買いに行けば、収納の必要はなくなります。
断捨離をすると、最終的には家具などの大きなものを処分することになります。
家具を処分することで、部屋はかなりスッキリするでしょう。
必要な家具は残すことになりますが、最小限のインテリアがあれば生活することに不便を感じることはないでしょう。

最小限のインテリアを置いただけの部屋は、すっきりと広く感じるのではないでしょうか。
それまで家具でふさがれた壁の部分が露出して、部屋の印象が明るくなります。
掃除がしやすいのはもちろん、物が紛失することもなく、ストレスフリーな空間となるでしょう。

おしゃれな部屋の収納

ただし、家具を処分するのは、全ての物を収納してからにしてください。
行き過ぎた断捨離で、家具を持たずに床に物が置きっぱなしになっているケースもあるようです。
断捨離をすることで、無条件におしゃれな部屋になるわけではありません。

物を持たずにおしゃれな部屋を作るためには、程良い生活感が必要です。
生活感は、ありすぎても無さすぎてもおしゃれではありません。
重要なのはバランスですが、『ここで人が暮らしている』という空気感ぐらいは必要ですね。
ですから最低限の家具を置き、物は家具に収納するようにしましょう。

その際、最小限の家具でも部屋に統一感を出すと良いですね。
おしゃれじゃない部屋は、全体に統一感がなくゴチャゴチャした印象があります。
逆に、物が多くても統一感があればおしゃれな印象を与えます。
第一歩として、部屋に合った家具を置くことです。
どんなにおしゃれな家具でも、部屋に合わないものはチグハグになり統一感がありません。
ですから、部屋の雰囲気でテーマを決めると良いでしょう。
テーマに沿ってインテリアを決めると、おしゃれな部屋になりますよ。

色の統一

また色の種類が多くなると全体に統一感がなくなりますので、3色程度にすると良いですね。
ラッキーカラーや風水など、取り入れたいものはいろいろあるかもしれませんが、色味が多くなると人は落ち着かなくなります。
気付かないうちにストレスを感じてしまうため、居心地の良い部屋ではなくなってしまいます。
おしゃれな部屋を作る際、おしゃれでありながら居心地の良い部屋を目指さなければいけません。
どんなにおしゃれな部屋でも、居心地が悪いのは最悪です。

家具、カーペット、カーテンなど、全体の色味のバランスを考えなければいけませんね。
また、3色なら何色でも良いというわけではありません。
色同士の相性がありますので、注意が必要です。

ファイルボックスで収納の工夫

スッキリとしたおしゃれな部屋を作るためには、持っているものを全て収納するようにしてください。
むき出しのものがあると、それだけでゴチャゴチャした印象を与えます。
全ての持ち物を収納し、スッキリとした部屋を作りましょう。

しかし全ての持ち物を収納すると言っても、細かいものや収納しにくいものもありますね。
そのような場合は、ファイルボックスを利用しましょう。
ゴチャゴチャしそうなものでも見えない収納をしてしまえば、部屋はスッキリ片付きます。

ファイルボックスにラベリングをして種類を分けて片付けると、取り出すときに探す面倒がありません。
ファイルボックスの中は整理されていなくてもOK!にすれば、片付ける手間も半減します。
神経質になりすぎないことも、気楽に断捨離を続けるコツの一つです。

部屋に出ていた方が使い勝手が良いテレビやエアコンのリモコンティッシュペーパーなども、ザックリとカゴに入れてインテリアの一部にしてしまいましょう。
収納するためのグッズも、一つのインテリアとして捉えることが大切ですね。

収納アイテムの選び方

部屋にものがなくスッキリしているからこそ、そこに置く収納アイテムは重要です。
テーブルなどのほかの家具との統一感も大切ですね。

片付けやすく取り出しやすい収納アイテムは、片付け上手の第一歩です。
おしゃれな部屋を作るためには、収納アイテムの色や大きさ、高さなどに気を配る必要があります。
単体で素敵な家具であっても、部屋に合わなければそれだけで台無しです。
デザイン、使い勝手、大きさ、色など、本やインターネットなどを見て参考にし、ある程度のイメージをしてから探すと良いですね。
また、「この家具を部屋に置いたらどうだろう」と頭の中でシュミレーションするだけでなく、置く場所を写真に撮っておき、良いと思う家具が見つかったら写真と見比べると分かりやすいでしょう。

収納アイテムは、“何を収納するのか”“どこに置くのか”“どの程度の収納力が必要なのか”を明確にする必要があります。
無駄な買い物をしないためにも、しっかりとチェックをしてから探すことをお勧めします。

男性のための洋服の断捨離

持て余しているアイテムの断捨離

クローゼットの中で眠っている洋服はありませんか。
「そう言えば、この洋服ずっと着てないな・・・」と、持っている洋服を活用しようとしてたまに着たことで、今日のファッションが台無しになった経験はないでしょうか。
気に入って着回しているアイテムには、形の良さ、着心地の良さ、似合う、合っている、などの利点が必ずあります。
逆にずっと着ていないアイテムには、体型の欠点が露呈する、着心地が悪い、似合わない、サイズが合わない、など着ない理由があるものです。
「でも、せっかく買ったから」「あまり着ていないのに捨てるのはもったいない」「流行りのアイテムだから」などという理由で持っている洋服は、取っておいても着ることはないでしょう。
そして思い出したようにたまに着て、ファッションを台無しにしたり、気分をブルーにしたりするのです。
また、「少し汚れが付いているだけだから」「小さなほつれがあるだけだから」と、もう着ることはないのに捨てるタイミングを逃しているものはありませんか。
そのような不要なアイテムは、クローゼットの中に取っておいてもスペースの無駄遣いになってしまいます。

週に2回以上着るものはスタメン、週に1回は着るものはレギュラー、月に1~2回着るものは補欠と行ったところでしょうか。
しかし月に1回も登場しない、ここ1年間で1度も着ていない、というものは『ただ持っているだけの捨てられないもの』だと言えますね。
断捨離をすれば、無駄なものや不要なものがない、シンプルでスッキリしたクローゼットに生まれ変わることができますよ。

クローゼットの中をチェックする

クローゼットの中をチェックして、週に2回以上着るものはスタメンや週に1回は着るものはレギュラーは取っておきましょう。
重要なのは着る回数です。
着る回数が多いということは、それだけ活躍しているということです。
ただし、ヘビロテして傷みがないかを確認してください。
傷みや色褪せがある場合は、スタメン・レギュラーとして取っておくのには相応しくないですね。

断捨離する際には、値段は忘れた方が良いでしょう。
「高いものは捨てたくない」と思うのは当然で、3万円の洋服を処分して5千円の洋服を取っておくのはおかしな話だと思うかもしれませんね。
しかし3万円した洋服でも、クローゼットの奥底で眠っているようでは、全く無駄なものだということです。
処分することが間違いなのではなく、無駄なものを買ってしまったことが失敗です。
「高かったから」「限定品だから」と捨てられないなら、いつまで取っておくつもりですか。
取っておいても着ることのない洋服は、どんなに高くても限定品でも全く価値がないということを認識してください。

洋服の断捨離はファッションセンスUPに繋がる

不要なアイテムを処分することで、センスUPすることに繋がります。
「アイテムが多い方がオシャレだろう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
いいえ、そうとは限らないのです。
と言うのも、アイテム数が少ないことで間違いのない組み合わせで着ることができますし、クローゼットがごちゃごちゃしていないことで洋服にシワが寄ったりよれたりすることがありません。
少ないアイテムを繰り返し着回ししますので、しまいっ放しの衣類特有のニオイを放つこともありません。
また、決まった数の洋服を所有し、『1着処分したら1着買う』『1着買ったら1着処分する』というルールを守れば、古臭い流行遅れの洋服や、傷みや色褪せがある洋服を着ることはなくなります。
持っている洋服を把握して少ないアイテムで着回しすることで、“着られてる感”を払拭することもできるでしょう。
無駄な買い物をしないことを心掛けることで、確実に自分に合った洋服を選ぶことにも繋がります。

・何となくファッションに統一性がない。
・何を着たらいいのか分からない。
・思い切ってオシャレをすると、なぜか外してしまう。

そんな方はアイテムを増やすより、減らすことが有効です。
断捨離で一段UPしたオシャレを目指しませんか。

断捨離でライフスタイルも変わる

断捨離は女性がするものだと思っていませんか。
断捨離は、物事への執着を捨てる“考え方”を指しています。
もちろん男性が行っても、大きな効果が得られます。
無駄なものを買わず、不要なものを捨て、執着する気持ちから離れるのです。
仕事が忙しい、人間関係の悩み、心身ともに疲れが抜けないなど、現代では息が詰まりそうな毎日を送っている方が少なくないでしょう。
自分にとって不要なものに囲まれていては、快適な毎日は送れません。
断捨離をして、物にも人間関係にも執着しないライフスタイルになれば、時間とお金に余裕が生まれます。
人は余裕がないことにイライラし、失敗を生み、後悔をします。
そして解消できないストレスが蓄積し、人生を心から楽しむことができなくなるでしょう。
断捨離をして執着を捨てることで、穏やかで余裕のあるライフスタイルを送ってください。

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